鞍馬山への車内は修行

運転室の運転席とは反対側の
窓ガラスに張りつき、
スマホをくっつけて
発車を待ちました。

およそ30分の道のりは
ただつっ立っているだけなら
何てことはありません。
しかし、いくら100gしかない
軽いスマホとは言え、
窓の同じ位置に
自分の腕で固定するべく
維持しようとしたらどうなるか。

腕がつり、肩はバキバキになり、
足に至っては早い話が
インナーマッスルを
鍛えているようなものです。
鞍馬駅に着いた頃には
もうフラフラになっていました。

すっかり汗だくになったまま
寺の参道を歩いたためか、
秋風に吹かれたこともあって
帰り道は生欠伸が
絶えないことになりましたが、
日本で唯一、宗教法人が
運営するケーブルカーで
下山する折に、
妻が「私も録ってみるわ」と
山を降りてゆく動画を
撮影したのです。

2、3日私は寝込んでいましたが、
風邪の症状も落ち着いてきた頃
その2本の動画を
改めてゆっくり見てみました。
思えば、そのような動画を
『前面展望』と
呼ぶことを知ったのは、
その時に調べたのがきっかけです。

前面展望動画を
アップロードしている方も、
それはそれはたくさんいました。
YouTube検索にかけると、
もう日本じゅうの
どんなマイナーな路線でも
既に引っ掛かるのです。

そして彼らの中には、
何十本と撮影するうちに
いろんな技法を身につけて、
プロのものと言われても
全く遜色のない作品が
たくさんありました。

はてさて、私が
インナーマッスルを鍛えながら
撮影した叡山電車と
妻が撮影したケーブルカーの動画、
どんな風にアレンジを
加えればよいものやら…..

自分たちのものと
YouTube上にあるものを
較べながらの
勉強がはじまりました。

【この記事、次に続く】

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