笑の大学 信念が持つ巨大な力 映画備忘録(TSUTAYA)Part1
目次
映画のあらすじ
日本が戦争へと突き進んでいた昭和15年が物語の舞台です。国民の戦意高揚の妨げになると様々な娯楽が取り締まりの対象となっていました。演劇もまた戦意高揚の妨げになるとして台本の段階で厳しい検閲を受けていました。
そんな時代に、ある警視庁の取調室では新作喜劇をめぐり、男たちが火花を散らし確固たる意思を貫き通そうとしていました。一度も笑ったことがない厳格な検閲官・向坂睦夫と相対するは、「笑い」に命をかける劇団座付作家・椿一。向坂は台本から「笑い」を排除しようと椿に無理難題を突きつける。椿は上演の許可をもらうためにその要求を聞き入れながらも、なんとか「笑い」を残そうと苦悩する。
登場人物
・椿一(稲垣吾郎)
劇団「笑の大学」座付作家。警視庁の取調室で検閲を担当している検閲官向坂睦男の理不尽何までの「笑い」を排除する要求を知恵を絞り回避し劇団の上映許可を貰おうとする。
・向坂睦男(役所広司)
警視庁保安課検閲係。生まれてから一度も心の底から笑ったことがない男。国に対して、仕事に対して真面目に取り組み続ける男。劇団「笑の大学」に上映許可を出さないために無理難題を椿一に要求し続ける。
感想
「笑いの大学」を初めて知ったのは深夜のBS番組でたまたま観た舞台版の「笑いの大学」がきっかけです。番組途中からの視聴でしたが、舞台の映像を食い入るように見た経験は初めてだった。番組を見終わった後すぐにスマホで検索し見逃した部分を見る方法を探した。
その際に、「笑の大学」には舞台版と映画版、ラジオドラマ版の三つがあることを知った。映画版のレンタルDVDが近所のTSUTAYAにあるとわかり映画版の「笑いの大学」を視聴した。映画版を見ようと思った理由は舞台版とラジオドラマ版の情報が当時の自分はうまく検索するできずすぐにみることが出来るが映画版からです。
映画を視聴して印象に残ったのは、椿一と向坂睦男のかみ合ってないような凸凹な二人が映画の終盤では「笑い」という共通事項を通して自分たちの立場関係なく通じ合ったことです。劇を上演したい椿一と上演の許可を出したくない向坂睦男二人の人間の最終目的は全く逆なのに。それを決めるための基準が「笑い」であった。許可、不許可の基準が国民の戦意高揚の妨げになると国が考えていた一つの「笑い」である。「笑い」というものを真剣に考える続ける必要が物語冒頭では演劇特に喜劇に対して否定的な向坂睦男がどんどん椿一が無理難題を攻略した台本が気になるようになり、物語の終盤には椿一の無理難題を攻略した台本を読むのがどんどん楽しみになって行きます。映画の中で、向坂睦男が演劇劇場に入っていくシーンは実直なまでの真っ直ぐさというのは難解な人の心を動かす大きな要素になるのだと実感しました。
最後に
以上が、「笑の大学」についての情報や感想まとめです。これ読んで快適なお家時間を過ごすための候補の1つになれば幸いです。